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Why 5G Network Slicing

Why 5G Network Slices

5G で規定されている、xMBB, mMTC, uMTC はそれぞれの求められる通信要件が異なる。そのため、基地局と接続するための無線アクセスについてそれぞれ最適な方式が異なってくる。加えて、EPC といったネットワーク部においても、それぞれにおいて適した制御が必要になる事が想定される。例えば、大量接続という特性ゆえ、単価や安くなると想定される mMTC によってネットワークのリソースが食いつぶされ、ユーザ体感のために高い品質が求められるであろう xMBB や、性能劣化が致命的に響いてくるであろう uMTC に悪影響が出る事はゆるされない。

そういった懸念に対処するのが、Network Slicing という考え方である。事業者は大きなチーズのような塊のネットワークリソースがあるとして、それを必要なサイズにスライスして使用する。これまでも、VLAN など、論理的にネットワークを分ける方法はいくらでもあったが、例えば VLAN を見ても分かるように、運用中のネットワークを柔軟に変更するというような類のものではなかった。SDN や NFV といった概念、技術をもってようやく、Network Slicing が出てきたというところなのかもしれない。

では、具体的に何を指標に定めて Slice するのか。詳しく書かれたサイトは見つからなかったが、帯域幅であるとか、管理するコネクション数であるとか、許容遅延であるとか、そういったところのようだ。今までは人の手で(VLAN がどうとか、bonding がどうとか、アドレッシングがどうとか)設計していたところを指標を定めて Slice してしまえば良いというのはとても便利だろう。

加えて、例えば昼は xMBB のトラフィックが多いから、xMBB 用に Network を Slice させる。夜間は mMTC のトラフィックを多く捌く。そういった使い方もできる。mMTC は人間が介在しない類の機器になるので、例えば、深夜割安料金を設定してバッチ処理などを夜間にやってもらうように誘導すれば、ユーザもオペレータもハッピーになる。